アパート経営で相続税の節税ができるって、本当?!

不動産の方が現金よりも相続税を減らせる?!

現金のまま遺産相続するのと、土地や家屋などの不動産で相続する場合とでは相続税がかなり違います。例えば1億円を現金で相続すると、相続財産の評価額は1億円そのままですが、1億円で土地を購入した場合は、土地の評価額は80%になるので、相続財産の評価額は8,000万円となります。1億円で貸家を購入してアパート経営をした場合は、現金で持っている場合よりも約30%下がって、相続財産の評価額は7,000万円となります。現金よりも土地や貸家の場合の方が、相続税はかなり安くなりますね。

アパートの敷地の評価額は2割減?!

アパートの敷地は、貸家建付地となりますので、評価額が約2割減ります。アパートの建てられている土地の評価額は、更地の評価額×(1-借地権割合×借家権割合)となります。借家権割合は全国一律で30%で、借地権割合は地域によって異なり60~70%です。したがって、更地の場合と比べて土地の評価額が18~21%下がります。この結果、現金や更地で持つよりも、貸家で持った方が相続税を節税できます。また、相続税対策として借金をしてアパートを建築する方法もありますよ。その方が節税できます。

デメリットもありますよ!

相続税対策としてアパート経営をした場合、デメリットもありますので注意してください。空室が続くと予定していた家賃収入がなくなります。収益率の低いアパートは絶対に購入すべきではありません。購入前に不動産屋や税理士さんと十分検討する必要がありますね。また、不動産の場合、分割が大変難しいです。複数の遺産相続者がいると、遺産相続の際に大もめになってしまうこともあります。兄弟のみにくい相続争いを避けるためには、分割可能な財産も残しておく必要があります。

相続税対策を立てることにより、相続人間のもめ事を抑止することができ、税務上の手続きを滞りなく進められます。

2016年12月22日